動画制作や製品テストなどのご協力をいただいている白鳥ルアーズさん。
最近では環境配慮型のソフトルアー、「シカベイト」(※なんと鹿皮で作られたルアーで、芦ノ湖での使用も認可されたすごいもの!)をはじめ、日々新しいルアーを開発されています。
今回は一番ベーシックな「シャロークランクベイトキット」を作ってみました。
早速箱を開封すると憧れのバルサ素材が!
あらかじめおおよその形に切り出されているので敷居がとても低い、これならできそう!
完成までにはざっくり、5工程
- 成形
- 防水処理
- 下地処理
- コピック塗装
- 表面処理
丁寧な説明書に従い接着剤でボディを貼り付け、あとは迷いなく自由に削りだしていくのみ!
1.成形
容易に調整が効くので、カッターの削り出しはおおまかで大丈夫!
2.防水処理
お次は防水処理、セルロースセメントにディッピングします。
わりと刺激臭が強いのでよく換気しましょう。
3.下地処理
セルロースセメント処理は少々根気が要りましたが、いよいよコピックでサクッと塗装!
、、、の前に、今回は下地に白を敷くことにしました。
この工程は例えば木目をそのまま活かす場合は必要ありません!
コピックのインクは透明性なので、バキバキの金属色を下地に敷いても面白いですよ。
4.コピック塗装
いよいよ”サクッとお手軽”コピック塗装
以前コピックアクレアのメタリックカラーとの組み合わせがよかったので(※詳細はこちらの記事をご参照ください)まずはシルバーを背中と肩まわりに吹きました。
コピックスケッチについて、今回使うのは3色のみ!
- 肩 :E87 Fig ("イチジク"カラー)
- 背中:RV06 Cerise (フランス語で"さくらんぼ"を意味するそうですよ)
- 頭 :W8 Warm Gray (暖色形のグレー、コピックはグレーだけでも4系統あるんです)
下の色が乾いてから重ねていきますが、空気が乾燥しているとここまで20分もかからず塗装することができます。
最後に、"ハンドメイドルアー"っぽくアメリカンな仕上がりに。
コピックアクレアのMustard YellowとRich Blackで目とバイトマークを描き込みました。
5.表面処理
最後はおなじみ、アクセルさんの一液性ウレタンスプレー!
二液性に比べて塗膜強度は弱いですが、なにより保存が効くのが良い。
このスプレーは乾燥(初期硬化)も早いです。
「20cm以上離して、薄吹き」を×2回
→
(一応完全硬化時間の12時間経過後)
「色止めできたら、がっつり吹く」を×2回
でやってみています。
アクセルさんのこのウレタンスプレーはマット寄りの表面に仕上がります。
その他、白鳥ルアーズさんのInstagramでは
・もっと時短にUVレジン
(※ただし出力の高いUVライトが必要、手鏡で反射させるとより硬化が早まります)
や、
・パール入りの車の補修スプレー
などコピックと合わせて使える様々な仕上げ材が紹介されています。
ぜひ参考になさってみてください。
6.トップコート材の比較
コピックのインクの塗膜に対しての「ドブ漬けは問題ないですか?」というご質問に対し、以下3種類のコート材で比較してみました。
・セルロースセメント
・ウレタン
・水性ウレタン
↑
上記画像はいずれも一回漬け、たった一回のテスト結果ですのであくまで参考程度と捉えていただければ幸いです。
・セルロースセメント △
・ウレタン △
・水性ウレタン ×
特に水性ウレタンは流動性が高く、一番色流れするという意外な結果となりました。
筆者がドブ漬け作業自体が初めてで、「サッ」と一秒程度で引き上げてしまったため、その影響もあるかもしれません。本来数秒かけてゆっくり引き上げるみたいでしたね、、。
いずれも細かい模様の塗装は流れてしまいそうですので、使いどころは限られそうです。
7.裏ワザ
ちなみに、超高等テクニックとして、
・セルロースセメント自体にコピックインクを溶かして色付けし、エアブラシで吹く
という高等テクニックもある様です。
店頭イベントにて長年のコピックインクユーザーが着色見本を見せていただけました。
ご参考までに!

