模型店でも隠蔽力の高さから大人気のコピックアクレア、プラスチック素材に塗装する際に外せないコツがございます!

モヤっていたんです、この課題。たまーに塗膜に微細なヒビ割れができてしまって、、。

その解決方法、現時点でのベストアンサー、それはズバリ、

「ドライヤーで乾燥を促すと塗膜のヒビ割れを回避できます!」

なんやそれ😂って感じですが、当初、プライマー処理の有無での塗膜比較など、色々とテストしたのですが、乾燥速度の問題でした。


コピックアクレア塗装のコツ

ペン先が細めの分、少し広い面を塗ろうとするとどうしても塗料が多く乗ってしまい、
乾燥する間に小さなヒビが入ってしまう場合があります。
(表面張力とかの理由でしょうか、、??)

ドライヤーで乾燥を促してあげると大方解決できたわけですが、
風量が強いと逆にヒビ割れを助長してしまうため、
・「送風口から距離を取る」
もしくは、ドライヤーによくある
・「SETモード=温風の微風」がベスト
でした!

コピックアクレアドライヤー乾燥

温風&微風ならこの距離でいけます

※風量が強い場合は離す


ツヤ面のプラスチックスプーンに、プライマーもなしでこんな仕上がり!素晴らしい!

コピックアクレアのみでこの仕上がり!!


ただし、サンプル写真は「塗装範囲(折り返し地点)を気にせずラフに塗った」ため、とても綺麗な仕上がりになっていますが、
実際、「意図する限定された範囲 or ある程度広い塗装範囲」に「細いペン先」でムラなく塗るのは難易度高め、、
3mm幅程度の塗装範囲なら、ササっと一度塗りでムラなく塗装できます。

一見綺麗に見えますが、ムラをなくす様何回か重ねたベタ面は相当塗膜が厚くなってしまいます。。

あとは、

「濃色はムラができにくい」、「インクが乗りやすい下地条件」も関係する様です。

コトブキヤさんの創彩少女庭園シリーズのプラモデルは、プラ素材の表面がマットな仕上がりになっていて塗りやすく、
素組み状態→プライマーなしでコピックアクレア直描きで、濃色のRed BeanやRich Blackを使用した場合こんな完成度の高い仕上がりとなりました!!

コピックアクレアで創彩少女庭園のプラモデルを塗装
左:AFTER 右:BEFORE
使用模型:
コトブキヤ
佐伯リツカ from 創彩少女庭園
© KOTOBUKIYA
コピックアクレアで創彩少女庭園のプラモデルを塗装
左:AFTER 右:BEFORE
※ 髪の毛部分はコピックスケッチ&ABSを使用

使用模型:
コトブキヤ
佐伯リツカ from 創彩少女庭園
© KOTOBUKIYA


上の画像の様に、コピックアクレアの塗膜は光沢がでますので、
衣服パーツのトップコートはつや消しラッカーがおすすめです。


また、細かいパーツを塗る際は、インクを皿などに出してから爪楊枝を使って塗ると良いです。
細かい円とか凹みにはインクが溜まりやすいので、これまたドライヤーを当ててヒビを回避!

コピックアクレアプラモ塗装

コピックアクレアプラモ塗装
老眼でよく見えず、、完成度についてはご容赦ください泣

ぜひ何かより良い使用方法がありましたら、ご共有ください!!