クロスステッチを得意とする刺繍作家の宗のりこさんに、刺繍にコピックを少しプラスするだけでいつもの刺繍の表情が変わって見える、お絵かき刺繍について教えていただきました。

copic.jpに宗のりこさんのインタビューも掲載しています。ぜひご覧ください!

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用意するもの

・コピックインク…FYG2/FBG2/0番(カラーレスブレンダー)
・刺繍糸
・色止め剤
・布
・針
・刺繍枠


コピックインク(バリオスインク)使用上の注意

  • コピックインクはアルコールマーカー「コピック」の補充用インクです。布専用の染料インクではないので、着色する素材によっては色落ちや色移りする場合もあります。充分ご注意いただいた上でお楽しみください。
  • コピックのインクは可燃性のアルコールインクです。必ず直射日光の当たらない火気のない所に保管してください。
  • インクの主成分であるアルコールが揮発するため、作業中はなるべくこまめに換気を行うことをおすすめします。気分が悪くなった際は作業を中断し、体内のアルコール成分が分解されるまで水分を多めに取り休憩してください。
  • コピックインクは染料インクのため、肌や衣服などについてしまった場合インクを落とすのが困難になります。作品を作る際は、汚れても良い衣服の着用やテーブルの保護など、作業環境に十分注意してください。
    (
    FAQ.使用上のご注意と対処法について 下記項目:コピックの色が肌についてしまいました/インクが服について汚れてしまいました)
  • 幼児の手の届かないところに保管してください。


1.青空になる部分にコピックインクFYB2を垂らします。



.次に草原の部分にFYG2を垂らします。



3.0番(カラーレスブレンダー)を中心へめがけて多めに垂らします。インクが滲んで広がっていくので焦らずに様子を見守りましょう。

※この時刺繍枠も染まってしまうので、気になる方は刺繍枠を使わずビニールシートなどの上で作業しましょう。
※インクが少なかった場合は、インクが乾く前であれば追加しても大丈夫です。全体に広がるように調整しましょう。



.布全体にインクが広がったら、乾燥させます。



5.インクがしっかり乾いたことを確認したら、ここでさらに0番を垂らして、水彩画のようなにじみを作っていきます。0番はあちこちに垂らさず、中心から滲ませていくのがポイントです。

刺繍をする前にしっかり乾かします。色落ちが気になる場合は、ここで色止め処理をしておくことをおすすめします。




.草原の部分に葉を刺繍をしていきます。



7.フレンチノットステッチでお花を刺繍します。糸を針に巻きつける回数を1~2回で変えるとお花の大小を表現できます。



.飛行機雲と飛行機を刺繍して完成です。


糸だけでは表現できない彩りをぜひ楽しんでみてください!



宗のりこ
刺繍作家。広告代理店のデザイナーを経て、2011年日本手芸普及協会刺繍指導員の資格を取得。「物語のある刺しゅう」をテーマに図案をデザイン・制作している。色彩豊かで遊び心あふれるオリジナル図案を使った作品アレンジが人気で、書籍や雑誌掲載も多数。不定期でワークショップやネットショップ「ちいさいおみせ(オリジナルクロスステッチ図案・キット販売)」を開催。
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