クロスステッチを得意とする刺繍作家の宗のりこさんに、刺繍にコピックを少しプラスするだけでいつもの刺繍の表情が変わって見える、お絵かき刺繍について教えていただきました。
copic.jpに宗のりこさんのインタビューも掲載しています。ぜひご覧ください!
用意するもの ・コピックインク…FYG2/FBG2/0番(カラーレスブレンダー) |
コピックインク(バリオスインク)使用上の注意
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1.青空になる部分にコピックインクFYB2を垂らします。
2.次に草原の部分にFYG2を垂らします。
3.0番(カラーレスブレンダー)を中心へめがけて多めに垂らします。インクが滲んで広がっていくので焦らずに様子を見守りましょう。
※この時刺繍枠も染まってしまうので、気になる方は刺繍枠を使わずビニールシートなどの上で作業しましょう。
※インクが少なかった場合は、インクが乾く前であれば追加しても大丈夫です。全体に広がるように調整しましょう。
4.布全体にインクが広がったら、乾燥させます。
5.インクがしっかり乾いたことを確認したら、ここでさらに0番を垂らして、水彩画のようなにじみを作っていきます。0番はあちこちに垂らさず、中心から滲ませていくのがポイントです。
※刺繍をする前にしっかり乾かします。色落ちが気になる場合は、ここで色止め処理をしておくことをおすすめします。
6.草原の部分に葉を刺繍をしていきます。
7.フレンチノットステッチでお花を刺繍します。糸を針に巻きつける回数を1~2回で変えるとお花の大小を表現できます。
8.飛行機雲と飛行機を刺繍して完成です。
糸だけでは表現できない彩りをぜひ楽しんでみてください!
宗のりこ 刺繍作家。広告代理店のデザイナーを経て、2011年日本手芸普及協会刺繍指導員の資格を取得。「物語のある刺しゅう」をテーマに図案をデザイン・制作している。色彩豊かで遊び心あふれるオリジナル図案を使った作品アレンジが人気で、書籍や雑誌掲載も多数。不定期でワークショップやネットショップ「ちいさいおみせ(オリジナルクロスステッチ図案・キット販売)」を開催。 Twitter / Instagram |