コピックインク(バリオスインク)使用上の注意

  • コピックインクはアルコールマーカー「コピック」の補充用インクです。着色する素材によっては色落ちや色移りする場合もありますので充分ご注意いただいた上でお楽しみください。
  • コピックのインクは可燃性のアルコールインクです。必ず直射日光の当たらない火気のない所に保管してください。
  • インクの主成分であるアルコールが揮発するため、作業中はなるべくこまめに換気を行うことをおすすめします。気分が悪くなった際は作業を中断し、体内のアルコール成分が分解されるまで水分を多めに取り休憩してください。
  • コピックインクは染料インクのため、肌や衣服などについてしまった場合インクを落とすのが困難になります。作品を作る際は、汚れても良い衣服の着用やテーブルの保護など、作業環境に十分注意してください。(FAQ.コピックの色が肌についてしまいましたFAQ.インクが服について汚れてしまいました)
  • 幼児の手の届かないところに保管してください。

アルコールインクアートに必要な基本的な道具と事前の準備についてのご紹介です。

準備ができたらLESSON1に進み、実際にアルコールインクアートをお楽しみください。

アルコールインク

「コピックインク(バリオスインク)」は全358色、お好みの色をお選びください。0(エタノール)で薄めることができるので濃いめの色を持っておくと便利です。
アルコールインクの中には「ピニャータ」などのメタリックカラーのラインナップがあるインクもあります。メタリックカラーを使用すると作品のアクセントになるのでおすすめです。

インクを伸ばしたり薄めたりするためのアルコール

(コピックインク(バリオスインク)0番/エタノール など)

よく使用するものなので、プラカップとスポイトを使用すると便利です。使用するアルコールによって作品の仕上がりが変わってくるので色々試してお好みのものを見つけてみましょう。
 

用紙

普通の用紙ではすぐにインクが染み込んでしまうので、合成紙を使用するのが一般的です。コピックから発色が良く初めての方でも失敗が少ない「コピック アルコールインクアートペーパー」が発売となりました。用紙の種類によって作品の仕上がりが変わってくるので色々試してお好みのものを見つけてみましょう。
 

ドライヤー

アルコールインクを使用するので、ドライヤーは冷風でご利用ください。風量が強いとインクを思うように操れないので弱風がおすすめです。その他、直接口で吹く、ストローを使う、用紙ごと動かすなどインクアートの技法は様々です。
 

うまくいかない時は?


湿度

湿度が高い日はインクの広がり方や乾き方に影響が出る場合があります。

アルコール度数

インクを広げるためのアルコールの度数が低い可能性があります。薬局でよく見かける手指の消毒用のアルコールなどはアルコールの濃度が低めになっているのでうまく広がらない場合があります。アルコール度数が90%以上の純度の高いアルコールを使用しましょう。

用紙

汚れた手などで用紙を触ってしまったり、手の油分などがつく事でインクの広がりに影響が出る場合があります。また、用紙の種類によっても仕上がりに大きな違いが出るためお好みの用紙を探すこと重要です。