アルコールインクアート作品活用第5弾!
過去の記事はこちら(第1弾「作品を飾ろう」/第2弾「うちわを作ろう」/第3弾「コピックインクでインクアートネイルをしよう!」/第4弾「インクアート作品をレジン加工しよう」)
ドライフラワーとは異なり、生花のうちに色素を抜きお好みのインクを吸わせることで鮮やかな色合いを長期的に保つことができるプリザーブドフラワーの染色方法を解説します。
大切な方へのギフトやお部屋のアクセントに最適で、コピックインクからの直染めも出来面倒な片付けも最小限に抑えられるので、ぜひお試しください!
用意するもの ・コピックインク(バリオスインク)0番 |
コピックインク(バリオスインク)使用上の注意
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作業場にビニールを敷き、キッチンペーパーを敷いてから作業を開始してください。
見本使用色:B23・V04
1.コピックインク(バリオスインク)0番を、プリザーブドフラワー全体がしっとりするくらいくまなく垂らします。
2.溶き皿(プラスチックコップ)にコピックインク0とB23を5〜6滴ずつ垂らし筆で軽く混ぜてから、プリザーブドフラワーにぽんぽんと優しく色を乗せていきます。
※インクの量は、花の大きさや好みの色の濃度に合わせて調節してください。
※インクはすぐに蒸発するので、スピーディーに作業してください。
3.筆を0番(カラーレスブレンダー)で洗ってから、2と同様にV04で着色します。
※コピックインクはアルコール染料で、水では色が落とせないので必ず0番で洗ってください。
4.色の境目は、②と③を繰り返して馴染ませます。
5.風通しの良い暗所で2〜3日乾燥させて出来上がり。
溶き皿と筆を使うことで色の調整がしやすくなり、濃い色をふんわり発色させたりグラデーションがしやすくなります。
より濃く発色させたい場合や元々薄い色を使う場合
1.の作業のあと、コピックインクを直接プリザーブドフラワーに垂らして着色しても大丈夫です。
直接垂らして使用する場合は、インクが出過ぎないように慎重に少しずつ垂らしてください。
※アルコール染料のため、インクが付着した筆・溶き皿は水では落とせません。0番で洗い流してください。
青とピンクなど遠い色相の色を使ったり、グラデーションのムラをあえて作ることでドラマチックで印象的なプリザーブドフラワーを簡単に染めることが出来ますよ♪
染色後は完全乾燥までに少し時間がかかりますが、しっかりと乾かせばインク特有のぺたぺた感もなく飾ってお楽しみいただけます。